瑞穂市の帯状疱疹ワクチンの助成（改定）

おはようございます。最近とても帯状疱疹になられる方がとても多いです。

4月1日より50歳以上の瑞穂市民に帯状疱疹ワクチンの助成が、去年に引き続き始まりました。今回はコロナワクチンのように市から問診票は送られてこないので、直接クリニックにお問い合わせください。（明石クリニック　058-201-1311）

（帯状疱疹は水ぼうそうのウイルスである、水痘帯状疱疹ウイルスの再活性によって起こります。80歳までに3人に1人がなるといわれています。

症状としては、体の左右どちらかの部位に痛みがあり、その後紅斑と水疱ができます。痛みも出現し、夜も眠れないほど痛みが出る方もいます。またいろいろが合併症や後遺症が残る方もいます。また皮疹は治った後も痛みが3か月以上続く帯状疱疹後神経痛となるかたもいます。

ご家族やご友人の方で帯状疱疹になって大変な思いをしたなど耳にした方も多いと思います。そこで50歳以上の方は、帯状疱疹の予防接種を受けることができます。瑞穂市も令和6年4月1日より、帯状疱疹ワクチンの助成が去年に引き続き、助成継続となりました。。

対象は瑞穂市在住の満50歳以上の方になります。一生に一回だけ助成が可能となっております。ワクチンの助成は令和7年３月３１日までとのことです。

帯状疱疹ワクチンには2種類あります。どちらか選択していただけます。

①乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」® （生ワクチン）

  接種回数： 1回 　　

  発症予防: 50～60％ 

 神経痛予防: 約66% 

 持続期間: 5年程度

 副反応 :接種部位の痛み,腫れ,発赤　3日～1週間で消失 

 料金 :1回8800円（税込） →助成4000円あり、残りは自己負担になります。

長所 ・１回で済む

       ・値段がシングリックスよりも安い 

短所 ・免疫が低下している方、免疫を抑制する治療を行っている方は接種できない

　　・効果、持続期間がシングリックスより劣る

　　・５年ごとの追加接種が望ましい 

②シングリックス®（不活化ワクチン）2回

接種回数：2回目（2ヵ月後に2回目、遅くとも6か月後までに接種）

発症予防：90％以上(50歳以上：97.2% , 70歳以上：89.8%)

神経痛予防：約90% (50歳以上：100% ,70歳以上：85.5%)

持続時間： 9年

副反応：接種部位の痛み,腫れ,発赤　3日～1週間で消失

料金：1回あたり22,000円（税込）→1回あたり助成10000円あり（2回接種とも。ただし、接種を1回受けている場合は1回のみ）、残りは自己負担となります

長所：・免疫が低下している方、免疫を抑制する治療を行っている方も接種できる

　　　・発症予防、神経痛予防効果が高い

　　　・持続期間が長い

　　　・追加接種は不要

短所：・値段が水痘ワクチンより高い

          ・2回接種が必要

★助成制度の利用はどちらかのワクチンで、生涯に1度限りとなります。

瑞穂市在住であるとわかる免許証とご本人確認できる保険証などお持ちください。